FTXの破産は、暗号資産の終わりの始まりか?
世界的暗号資産取引所FTXが破産しました。
同社の財務面での疑いが報道されてから、本当にあっという間でした。
これほど短期間に破綻するとは、驚く暇もなかったほどです。
FTXJPも日本円出金停止、暗号資産出庫停止となり一般のニュースでも取り上げられています。
(日本円の出金は2022年11月11日に再開されました)
大谷翔平さんも同社の広告に起用されていましたが、彼のブランドイメージまで悪くなってしまわないことを願います。
暗号資産やその取引所に対する規制が今後強化されるでしょう。
FTXの破綻前から規制強化が世界的流れでしたが、その傾向が一層強まりそうです。
暗号資産そのものが禁止されるかは不明ですが、暗号資産に対するイメージが悪化したのは間違いありません。
「暗号資産を禁止しろ」という意見も説得力が増しました。
資産運用としては暗号資産に投資するのは、かなり危なっかしいと思う人が増えたと思います。
暗号資産の終わりの始まりかはわかりませんが、何年か後に「FTX破綻がきっかけだったよね」となっているのかもしれません。
私もFTXショックの当事者となってしまいました
本日2022年11月13日現在、日本円の出金は再開されて可能です。
暗号資産はコールドウォレットに、法定通貨は信託銀行に分別管理されているとアナウンスされています。

このアナウンスが本当であると信じたいですが、USDも信託銀行に分別管理されているのでしょうか?
実は、私はUSDをFTXJPに入金しています。
はっきり言って馬鹿にならない額です。
USDの銀行への出金は元々できませんが、USD/JPYの交換もBTC/USDの取引も停止中なので、動きがとれません。
おまけにここに来ての円高なので、私のUSDへの交換時よりも約9円も円高になっています。
動きが遅かった私が馬鹿でした。
とりあえずFTXJPの業務停止があけるのを待つしかなさそうです。
どの取引所を使えばよいのか
ハードウォレットに保管すれば取引所の破綻リスクは避けられます(価格面の影響は受けますが)。
しかし、法定通貨に交換するには必ず取引所を利用する必要があります。
どの取引所を使えばよいのでしょうか。
とりあえず親会社が日本の株式市場に上場している会社を選ぶのが手かな。
となると、GMO、コインチェック、BITPOINT、ZAIF、SBIVC、楽天ウォレットといったところでしょうか。
BITBANK、とbitFlyerが入っていませんね。
どちらもきちんとした取引所ですから、急に破産するなんてことはないと信じたいですけど。
2022年は厳しかった
2022年は暗号資産には厳しい年でした。
春にはLUNAの大暴落で他のコインもつられて暴落、秋にはFTXショックです。
レンディングもセルシウスやFTXの破産からして、おいそれとは出来ません。
少し早いですが、2023年は今年よりは良い一年になるのではないでしょうか。
なにせ、2022年が悪すぎました。
今年以上に悪かったら、本当に暗号資産が終わりかねません。
私のFTXJP騒動も、動きがあればご報告します。
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